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Showing posts from April, 2020

The Age Demanded / 時代は要求した。

"The Age Demanded" The age demanded that we sing and cut away our tongue. The age demanded that we flow and hammered in the bung. The age demanded that we dance and jammed us into iron pants. And in the end the age was handed the sort of shit that it demanded. E. M. Hemingway "時代は要求した。" 時代は俺たちに歌えと要求しては、 人の舌を切り捨てた。 時代は俺たちに優雅に生きろと要求しては、 樽の注ぎ口を叩き壊した。 時代は俺たちに踊ることを要求しては、 人を鉄のズボンに押し込んだ。 それで時代は、要求した幾分かのクソを手にして終えた。 ヘミングウェイ

奥の細道 / The Narrow Road to the Deep North

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらへて老をむかふるものは、日々旅にして旅を栖とす。 / Days and months are the passengers for a hundred generations, and the years coming and going are also travelers. The man who floats his life on a boat and grows old holding horses lives in journeys from day to day, and makes them his home. 

放射線狂想曲 / Radiation Rhapsody

「放射線狂想曲」 東京の夜空に プラモデルの月が昇る ガイガーカウンターが 踊れないビートを刻む 誰も終末を語らない 「明日かな?」 「今日かな?」 「昨日だったっけ?」 亡霊どもが、囁き合う。 / " Radiation Rhapsody" In the night sky of Tokyo, the plastic model of the moon rises. Geiger counteres beat out the rhythm not to be able to dance. Nobody talks about the end. "Is it tomorrow?" "Is it today?" "Would it be yesterday?" Only ghosts whisper it. —2019.2.9 —

モダン・ラヴ 日本語訳 / Modern Love by D. Bowie Japanese translation

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モダン・ラヴ 俺はいつ出て行くべきかも、 留まるべきかも心得てるさ 何もかも片付けてやる 新聞少年をつかまえてみた でも何も変っちゃいない 俺は世の風に晒されながら突っ立っている それでも、人生にサヨナラなんて言わないぞ それでも、挑戦し続けるさ 人である証なんてどこにもありはしない 人を魔法にかける才人がいるだけさ 俺は雨の中寝転がっている それでも、人生にサヨナラなんて言わないぞ それでも、挑戦し続けるさ 絶対に騙されないぞ(今時の愛) 俺の脇を歩いている(今時の愛) 俺を定刻通りに教会に届けてくれる(定刻に教会) 俺を怖がらせる(定刻に教会) 俺を礼拝に駆り立てる(定刻に教会) 俺に神と人への信頼を押し付ける(神と人) 告白は無く(神と人) 信仰も無い(神と人) 今時の愛なんて信じるな 本当はあんなの務めと言えない 人を魔法にかける才人がいるだけさ 俺は雨の中寝転がってる。 それでも、人生にサヨナラなんて言わないぞ それでも、挑戦し続けるさ 絶対に騙されないぞ(今時の愛) 俺の脇を歩いている(今時の愛) 俺を定刻通りに教会に届けてくれる(定刻に教会) 俺を怖がらせる(定刻に教会) 俺を礼拝に駆り立てる(定刻に教会) 俺に神と人への信頼を押し付ける(神と人) 告白は無く(神と人) 信仰も無い(神と人) 今時の愛なんて信じるな

Mayor of Simpleton /XTC Japanese translation

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Mayor of Simpleton /XTC 大学には近付きもしなかった。 論文なんか読まなかったし、学位も取らなかった。 それで君の何人かの友達が俺をバカだと思っているのさ。 でも俺はそんなの何も気にしてないんだ。 / なるほど俺は太陽の重さについて教えるすべも、 興味もない数学のことも知らないさ。 俺はボンクラ市長様くらいのものかもしれない。 でも俺は君を愛してるってことだけは分かってるんだ。 / あいつらの論理が寒気を催させ、その全てが実現するとき、 君はボンクラ市長様の腕の中で温められているだろうさ。 / 俺には知性が配布されるなんて耐えられないし、 (ボンクラ市長様にご起立ください。) 君の深淵そうな本のカヴァーをやり過ごすこともできないんだ。 (ボンクラ市長様にご起立ください。) 君の何人かの友達は、君が俺と会ったり話したことさえ、 まともに取り合っちゃくれないさ。 / なるほど俺は大ヒット曲の書き方なんて知らないし、 クロスワードパズルなんて、ただ避けるだけさ。 俺はボンクラ市長様くらいのものかもしれない。 でも俺は君を愛してるってことだけは分かってるんだ。 / 俺は自分の無学を自慢してるわけじゃないんだ。 ただ感じ取ってくれって、言うのさ。 君が得るのは本当のことばかり、俺は芝居ごとなんかできないんだ。 それにはとにかく知性が必要なんだよ。 / しかも俺には難問や課題、言葉遊びやらを解くこともできないのさ。 どれだけホームコンピューターが俺を急かすことか。 俺はボンクラ市長様くらいのものかもしれない。 でも俺は君を愛してるってことだけは分かってるんだ。 / 君への思いの深さがお金なら、 (ボンクラ市長様にご起立ください。) 俺は金のなる木を育てた男さ。 (チェーンのオフィスも無いし、一つだけ得る望みさえ叶いません。) 君の何人かの友達は、あまりに知恵が働き過ぎて、 彼ら自身が貧民であることも、どうしてそのままでいるしかないかも

"Look Back in Anger" Japanese translation

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Look Back in Anger (David Bowie, Brian Eno) "私が誰か分かるね。"と聞こえた。 天使の声だった。 彼は咳をして、しわくちゃの羽を震わせた。 目を閉じて、唇に力を込めた。 "出立の時だ。" (お待ちしていました、今までずっと、長いこと。) 怒りが込み上げるんです、夜に駆られて。 とうとう、お出でくださいましたね。 (お待ちしていました、今までずっと、長いこと。) 怒りが込み上げるんです、私の目をご覧ください。 とうとう、お出でくださいましたね。 声が聞こえるのは私だけ。 彼は雑誌一冊ページを捲り通していたし、 あくびをして眠気を払っていた。 全くの正気と私には思えた。 (お待ちしていました、今までずっと、長いこと。) 怒りが込み上げるんです、夜に駆られて。 とうとう、お出でくださいましたね。 (お待ちしていました、今までずっと、長いこと。) 怒りが込み上げるんです、声に感じ取ってください。 とうとう、お出でくださいましたね。